Snow Man小説（sub）【白紫・黒紫・赤青 etc】 (ページ9)

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告白？【ラウふか】ページ9

⚠此方は素のまんまのネタバレを含みます。
まだ聞かれていらっしゃらない方でネタバレダメな方はお戻りください。

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「めめだけズルい〜!!」

ラジオを聞いていたラウールは荒れていた。

「大変だ、ティラノサウルスが暴れだしたぞ〜」

リーダー(ドラマ班)が楽屋内に危険を知らせるように叫ぶ。

「なんやて!?総員退避や！」

キャプテン(ドラマ班)が指示を出すが当然ながら反応は薄い。

「今日は何で暴れてるの？」

苦笑いする阿部に佐久間が駆け寄り耳打ちする。

「ラジオでふっかがめめに告白した件」

「ああ、あれね」

悩むリスナーに答える形で女の子の演技ではあるが深澤が目黒に告白したのである。

それを聞いていたラウールが羨ましがり暴れているらしい。

「こうなったら…生贄を捧げるんや！」

そう言いながら向井が丁度楽屋に入って来た深澤を確保する。

「こーじ？」

状況が理解が出来ずキョトンとする深澤の右腕を向井が掴めば、反対を佐久間が掴む。

「尊い犠牲だが仕方ない…ティラノサウルス様のお怒りを沈めねば…」

泣き真似をしながら２人はズルズルと深澤を引きずって荒振るラウールに近寄って行く。

「あれ何？」

遅れて楽屋に入ってきた目黒が近くに居た宮舘と渡辺に話しかける。

「ドラマ班によるコント、生贄って所かな？」

「原因はお前等だけどな」

「わからん」

首を傾げる目黒に宮舘は苦笑いし渡辺は冷めた目を向けていた。

一方で荒振るラウールは岩本により諌められていた。

「楽屋で暴れるなって言ってるだろ？」

「…は〜い」

拗ねながらも反省はしているらしいラウールの元にドラマ班が到着した。

「ティラノサウルス様、生贄のふっか姫です」

「どうぞお怒りを収めください」

「なんなの？」

未だ分からずにいる深澤を認めたラウールが直ぐに抱き着いた。

「どぉしたの、ラウール」

深澤は肩口に顔を埋めてグリグリと摺りついてくるラウールの頭を優しく撫でる。