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２人にご飯を食べさせて後片付けをしていたらラウちゃんを連れた辰美が遊びに来た。
「ま〜ためめが癇癪起こしたのね」
手土産を渡して来ながら辰美はちょっと呆れたような笑みを浮かべる。
「あれは高校の時から変わらないよね」
取り敢えず飲み物を準備しながら私も肩を竦める。
私が出会った頃はまだ中学生でめめと康は付き合ってはいなかったけど、めめは他の男を牽制するかのように康にべったりだった。
ちなみに辰美とは高校で出会ったけどその頃も付き合うか付き合ってないか微妙な感じだったけど、べったりは継続中でした。
「愛されてる感は凄いけど若干束縛強いよね」
「いや、束縛は辰美んちの方が酷い」
テーブルにちびちゃん達のジュースを置き、辰美の前にアイスコーヒーを置く。
辰美が専業主婦してるのは照のヤキモチが凄いからだ、外で働いて男性と会話するのが許せないらしい。
「まあそれだけ愛されてるって事よね」
くねりながら惚気ける辰美に私は冷たい視線を向ける。
「辰美キモい」
「ひどっ」
抗議してくる辰美をスルーしてちびちゃん達に声をかける。
「３人共、ちょっと遊ぶの休憩してジュース飲もうか？」
「は〜い」
「じゅーちゅ」
舘世とラウちゃんはすぐに返事をして近付いてきたけど、翔太くんが座り込んだまま返事もしない。
「翔太くん？」
２人を辰美に任せて翔太くんの顔を覗き込む。
すると翔太くんは顔を赤くし積み木を掴んだままぼーっとしていた。
その額に手をやればいつもより熱い。
私は慌てて引き出しから体温計を取り出し、翔太くんを抱っこすると熱を測る。
「風邪？」
取り敢えず舘世とラウちゃんにジュースを渡してから辰美も近付いてきた。
「う〜ん、どうだろう？」
咳やくしゃみとかしてなかったし、康も何も言ってなかったしなぁ。
『ピピッ、ピピッ』
体温計を見れば結構高い。
「ちょっと病院連れてくから２人任せていい？」
「了解」
康が用意してくれた鞄の中から保険証を取り出して、翔太くんを毛布で包んで病院に向かった。
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氷那(プロフ) - 柑橘さん» 少しでも面白く思ってくださって良かったです！宜しければまた読みに来てくださると嬉しいです(^^) (2022年6月19日 3時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - すみません！！私の無理なお願いを聞いてもらって！でも、面白かっです！！ありがとうございます！！ (2022年6月18日 6時) (レス) id: 0e4755acad (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - 柑橘さん» 柑橘様、今晩はです。リクエストの誘拐の話をアップさせて頂きました。かなりご期待に添えていない可能性が高いです…私の力量不足です、すみません。 少しでもお気に召す箇所があれば幸いです。 (2022年6月18日 3時) (レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - 柑橘さん» 柑橘様、今晩はです。 感想ありがとうございます、楽しんで頂けたようで良かったです。 私もふっかさん受け大好きなので素能町物語もサブ置き場の方でも更新して行く予定ですので、宜しければまた読みに来て頂けましたら嬉しいです！ (2022年6月16日 2時) (レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - 楽しく読めました！！面白かったです！私は、ふっかさん受けが好きなので、ふっかさん受けを更新してくれることを願って、更新待ってます！！ (2022年6月14日 22時) (レス) id: 0e4755acad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月14日 4時
