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それはマネージャーからでクライアントからの要望で急遽仕事が入ったらしい。
「え、俺今日翔太の相手したいんだけど」
『どうしても今日がいいって…迎えに行くんで翔太くんと一緒に来てください』
はぁ…せっかく久しぶりに翔太と外で遊ぼうと思ったのにな。
電話を切り、ベンチに座る翔太の目線に合わせる為にしゃがむ。
「ごめん、翔太。パパ仕事入っちゃったんだ」
「もう遊べないの？」
ショボンとする翔太の頭を優しく撫でる。
「パパ頑張って早く終わらせるからその後で翔太のやりたい事やろう？」
「…うん」
荷物を纏めてちょっと落ち込む翔太を抱き上げて俺は急いで家へと戻る。
仕事の準備や康に連絡している間に迎えが来たから、俺は荷物を持ちシナ○ロールのぬいぐるみを抱き締めてる翔太を連れて車に乗り込んだ。
現場に付けばクライアントの代理の人が申し訳なさそうに出迎えてくれた。
「すみません、どうしても今日中にフォトが欲しいと言われまして…」
「上から言われたんじゃ仕方ないですよね」
ちょっと眠くなってきてる翔太の背を軽く叩きながらそう言えば代理の人は苦笑いしながら頷いた。
「パパ…」
「ん、寝ていいよ」
メイクさんに断りを入れて、寝かしつけしながらメイクをして貰う。
髪のセットをし終わる頃には翔太は夢の中。
楽屋の片隅にバスタオルを敷いて貰いそこにそっと寝かす。
見守りをマネージャーに任せて急いで衣装に着替える。
「宜しくお願いします」
翔太が寝てる間にさっさと終わらせないとな。
気合を入れて撮影に挑む。
炭酸系ドリンクの広告らしくかなり爽やかな衣装にペットボトルを持ってポーズを決めていく。
ある程度進めて行った時、楽屋の方から大音量が響いてきた。
あ〜…起きちゃったか。
俺はスタッフさんに断って楽屋に駆けつける。
「うわぁ〜!!パパ〜!!」
案の定大泣きしながら俺を呼ぶ翔太。
バスタオルに包んで抱き上げるとはみ出た手で服をキュッと掴んできた。
「ごめんな、翔太」
しゃくりあげる翔太の頭を撫でながら取り敢えずスタジオに移動する。
「すみません、少し待ってて貰えますか？」
スタッフさん側も気を使ってくれて機材調整や写真確認をするからと時間をくれた。
「翔太、怖い夢でも見たのか？」
安心させるように背中をポンポンと叩けば翔太は小さく首を振る。
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氷那(プロフ) - 柑橘さん» 少しでも面白く思ってくださって良かったです！宜しければまた読みに来てくださると嬉しいです(^^) (2022年6月19日 3時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - すみません！！私の無理なお願いを聞いてもらって！でも、面白かっです！！ありがとうございます！！ (2022年6月18日 6時) (レス) id: 0e4755acad (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - 柑橘さん» 柑橘様、今晩はです。リクエストの誘拐の話をアップさせて頂きました。かなりご期待に添えていない可能性が高いです…私の力量不足です、すみません。 少しでもお気に召す箇所があれば幸いです。 (2022年6月18日 3時) (レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - 柑橘さん» 柑橘様、今晩はです。 感想ありがとうございます、楽しんで頂けたようで良かったです。 私もふっかさん受け大好きなので素能町物語もサブ置き場の方でも更新して行く予定ですので、宜しければまた読みに来て頂けましたら嬉しいです！ (2022年6月16日 2時) (レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
柑橘(プロフ) - 楽しく読めました！！面白かったです！私は、ふっかさん受けが好きなので、ふっかさん受けを更新してくれることを願って、更新待ってます！！ (2022年6月14日 22時) (レス) id: 0e4755acad (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月14日 4時
