恋人はママちゃん【白】 (ページ7)

今日:9 hit、昨日:6 hit、合計:80,272 hit

買い出し【RAUL side】ページ7

珍しく予定していた時間(少し過ぎたけど)に収録が終わり、皆で急いで帰り支度して買い物の為に２手に分かれる。

俺は康二くんとめめと阿部ちゃんと佐久間くんとで飲み物とお菓子の買い出し。

岩本くんとふっかさん、翔太くんと舘さんはメイン料理を引き取りに。

「また後でな〜」

手を振るふっかさん達に振り返して行きなれたコンビニに向う。

コンビニに入ると何となくそれぞれ好きな物をカゴに入れる。

そういえば…。

「Aさんて何が好きなんだろう？」

コーヒーや紅茶は飲んでた気がするけどジュースとか飲むのかな？

あ、ちなみに歓迎会だけど俺がいるからってお酒は無し。

「ラウどした〜？」

俺の呟きが聞こえたのか山盛りのお菓子を抱えた佐久間くんが寄ってきた。

「えっと、Aさんて何飲むのかなって」

飲み物だけじゃない、俺はAさんの好きな物を何も知らないや。

１ヶ月経つのにその事実に何だか寂しさを感じた。

「それを今日の歓迎会で知ればいいんじゃない？」

いつの間にか隣に来ていためめが俺の頭を撫でながらそう言った。

それに佐久間くんもニコニコと頷く。

「い〜っぱい買ってけばどれか好きなのあるっしょ」

「…佐久間は程々に」

楽しみにお金は惜しまないタイプの佐久間くんに阿部ちゃんがしっかり釘を刺す。

「皆そろそろ行くで〜」

レジの側で康二くんが呼んでるから適当な飲み物をカゴに入れてレジに向った。