恋人はママちゃん５【白】 (ページ23)

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地雷踏み抜き？【RAUL side】ページ23

「もうダメ…ヤラれた」

佐「分かる…俺も結構ヤラれる」

ラ「えっと、コレ何？」

リビングに入ったらソファで落ち込むAがいて、その肩を叩きながら佐久間くんも何か落ち込んでる？

阿「ん、動画見て急に落ち込んだAさんに共感してる佐久間の図、かな？」

２人の対面でスマホを見てた阿部ちゃんが説明してくれるけど意味が分からない。

ラ「どうしたの？」

佐「ママちゃんが動画見てたら地雷踏んだ」

　「踏んでない、勝手に流れてきた…」

顔を手で覆ったまま呟くAに佐久間くんはうんうんと頷く。

佐「ネタバレ動画マジ滅亡しろだよな！まあ、ママちゃんはネタバレじゃないけどね～」

そう言った佐久間くんは俺を見ながらニヤニヤしだした。

ラ「ネタバレじゃなくて何で落ち込んでるの？」

阿「確か推しのラブシーンを見ちゃたんだよね？」

先に答える阿部ちゃんにAも小さく頷く。

ラ「ふ〜ん…」

佐「ありゃりゃ？ラウってばヤキモチ？」

ラ「別に妬いてないし」

嘘。

アニメキャラとは言えラブシーン見てショック受けてるA見てたらモヤモヤするのも仕方なくない？

そんな俺を見て、阿部ちゃんと佐久間くんはクスクス笑う。

阿「Aさんが見ちゃった動画はね」

　「阿部ちゃん、言っちゃダメ！」

佐「ハニレモが編集されたやつなんだよね？ママちゃん♪」

　「さっくんのバカ〜」

慌てて佐久間くんの口を塞ごうとしたAの顔は真っ赤で。

ラ「つまり推しって」

阿「ラウールの事だね」

阿部ちゃんの言葉に拗ねてた気持ちは吹っ飛んで、佐久間くんの肩口で顔を隠してるAに近寄る。

ラ「Aさん」

　「う〜…」

ラ「可愛い♡」

此方を向かせようと突付いてみれば、唸りながらチラッと俺を見るAを抱き締める。

阿「はいはい、イチャイチャは自室でね」

佐「イチャイチャ見てたら俺も嫁に会いたくなった〜」

ラ「は〜い。じゃあね、阿部ちゃんと佐久間くん」

ちょっと呆れたような阿部ちゃんとスマホで動画を見出した佐久間くんに手を振りながら、俺はAを連れて自分の部屋へと向かったのだった。

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いつも以上に読み辛くてすみませんm(_ _)m

普段と違う書き方に挑戦してみたのですが、これはこれで難しいなと思いました(^^;