共依存【ふか＆こじ】 ページ7
ある雑誌のインタビューが１人ずつ行われ、担当以外のメンバーは楽屋でそれぞれ自由に過ごしていた。
真面目にインタビューの答えを考える者もいれば片や何人かで会話をしていたりと全体的には比較的落ち着いた雰囲気ではあった。
そんな中、向井は部屋の片隅で１人何やらスマホを弄っている深澤に気付く。
先日岩本から深澤と目黒が仲良くしているのは目黒のゲラを治療(？)する為だと聞いてはいたものの、向井にはとてもそれだけでは無い雰囲気の時がある事に気付いていた。
無論それはそれだけ向井が目黒と深澤を見ている事にもなる。
今も１人の時に思案している様子な深澤が気になった向井はそっと近寄ると遠慮がちに声をかける。
「ふっかさん、考えながら何見てるんです？」
「ん？ああ、面白いの見つけてさ」
そう言いながら深澤は開いていた画面を向井に見せる。
するとそこには『キスの意味』と書かれた言葉と共にいくつかのイラストがあった。
所謂キスする場所によって意味が違ってくると言う事を説明しているのだが、人物画に対してその場所に人物がキスするのではなく魚の鱚が刺さりに行っているのである。
「ぶっ…そのキスとちゃいますやん!?」
思わず噴き出す向井に深澤も満面の笑みを浮かべる。
「インタビューのネタ探してたのにこんなの見つけてさ、もう何とか話に組み込めないか考えてたんだよ」
先程の思案顔はそれだったのかと向井は納得し、深澤と共に再び画面に目を向ける。
「色んな意味あるんすね」
「唇が愛情とか額の祝福と友情は分かるとして、掌の懇願とかヤバいよな」
「手首の欲望も何やヤバないです？」
思春期の高校生かとも思える会話をする中で、向井はちらりと周りを見回した。
此方を気にする者が居ない事を確認してから向井はずっと気になっていた事を深澤に聞く事にした。
「ふっかさん、ちょっと話変わるんですけど…」
「ん〜どした〜？」
画面から目を離さず何か操作しながらも返ってきた柔らかい声色に向井は思い切って疑問を口にする。
「最近、何やめめと仲良過ぎやないですか？」
その言葉に深澤はゆっくりと顔を上げると向井の顔を見つめる。
「…気になる？」
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氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます！ このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
ｓｍ推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか？スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです！これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月7日 22時
