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ラウールの質問に周りにいた目黒と向井が２人に目を向ける。
気にはなっていたものの面と向かって聞くのは憚られていた疑問をいとも簡単に聞くラウールに驚きとある意味尊敬の眼差しが向けられていた。
「ああ、阿部ちゃんの邪魔しないようにかな？」
「邪魔？」
「そ、もうすぐクイズ番組の収録あるじゃん？」
クイズに並々ならぬ情熱を抱いている阿部にとってクイズ番組はとても重要な収録である。
その勉強の邪魔をしないように離れてると言う佐久間に向井が首を傾げる。
「側に居ない方が気にならへん？」
恋人が他の人と一緒に居る方が気にならないかと問う向井に佐久間はニッと笑う。
「俺と居るとどうしても構いたくなるんだって」
にゃははと笑いながらさり気なく惚気ける佐久間に皆が白けた眼差しを向ける。
『ごちそう様でした』
「え〜何か皆冷たくない？佐久間さん凍えそうなんだけど〜」
わざとらしく震える佐久間に皆が爆笑する。
「皆楽しそうだね」
いつの間にか戻って来ていた阿部が話に入ってくる。
「さっくんの惚気け話聞いててん」
からうように向井が言えばさり気なくラウールから佐久間を離させて側に引き寄せながら阿部が苦笑いした。
「え〜何話したの？」
「阿部ちゃんが佐久間くんを構いたがるって話」
佐久間を取られたラウールがそのまま隣にいた目黒にくっつきながら答える。
「だって好きだし、可愛いから構いたくなるでしょ？」
佐久間の肩を抱きながら頭をくっつける阿部に皆からあざといと非難(？)が上がる。
「俺も好き」
「ありがとうございます」
「それは流すん!?」
佐久間の告白をさらりと流す阿部に思わず向井がツッコんだ。
「阿部ちゃんて結構構いたがりだよね」
何だかんだとわちゃわちゃじゃれ合う佐久間と向井を見ながら目黒が阿部に話し掛ける。
「めめだって康二は構いたいでしょ」
「確かに」
ニッコリと笑いながらそう言う阿部に目黒も微笑みながら答える。
「大変〜めめと阿部ちゃんが浮気中〜」
それにヤキモチを妬いたのかラウールが楽しそうに向井と佐久間に言い付けに行く。
「おまっ、巫山戯んな」
慌ててそれを追う目黒の後を笑いながら阿部もゆっくり追うのだった。
「え、めめあべ？あべめめ？」
「気になるんそこ？」
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氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます！ このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
ｓｍ推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか？スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです！これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月7日 22時
