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体勢はそのままに顔だけを背後に向ける向井と共に岩本も視線を移動させる。
相変わらずの騒がしさの奥で、先程の鋭い視線は鳴りを潜め深澤に微笑みかけている目黒と柔らかな笑みを浮かべて何かを話す深澤の姿に何故か岩本は背筋に氷が通ったような感覚に陥った。
そんな違和感に気付かない振りをして岩本は向井に向けて口を開く。
「まあ、ふっかは周りを見てるから多く見え…」
「あ…」
その言葉を遮るように呟かれた声に岩本は向井の視線の先に目を向けた。
するとそこには目黒が深澤を抱きしめている姿があった。
深澤の肩口に顔を埋めた目黒の表情は見えないが、そんな目黒の背中を安心させるかのように深澤が優しく叩いていた。
しかしよく見れば目黒の肩が揺れてるようにも見え、岩本は大方深澤に何か言われた目黒が笑うのを耐える為にあのような体勢になったのだと解釈した。
そんな二人を見ていた岩本はいつの間にか膝に置かれていた向井の手がきつく握りしめられている事に気付く。
「康二」
呼びかけに顔を戻した向井の頭を軽くポンと叩くと岩本は先程の続きを口にした。
「何かあったのか聞いてやるよ、だからお前はいつも通り交ざって来い」
岩本の言葉に向井が振り向けば抱き締め合う目黒と深澤にラウールも交ざり、周りで佐久間や阿部、宮舘と渡辺も笑い合っている。
「照兄、宜しくお願いします」
行けとばかりに肩を押す岩本に向井は軽く頭を下げると立ち上がり皆に交ざるべく軽く駆け出す。
「皆何してん、俺も交ぜて〜」
向井の普段通りの明るい声を聞きながら岩本も立ち上がると騒がしい一角へと歩を進めるのだった。
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氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます！ このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
ｓｍ推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか？スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです！これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月7日 22時
