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２人を見送ってから、岩本は深澤へと視線を向ける。
深澤は片手で体を抱き締め岩本を見ないように顔を伏せていた。
その姿に岩本は胸を締め付けられるのを感じていた。
「ふっか…」
岩本が声を掛ければあからさまにビクリと体を震わせた。
自分が傷付けているのは分かっているがこのままではいけないと、岩本は深澤の目の前まで歩を進めた。
「ふっか、聞きたい事があるんだけど」
「…何？」
話しかければ返事はするものの相変わらず顔を見ようとはしない。
「さっきの、俺の前で笑えないって何？そんなに俺と話すのが嫌になった？」
「違うっ!!」
岩本の言葉に深澤は思わず顔を上げる。
その顔は泣きそうな苦しそうな、今まで岩本が見た事のない表情をしていた。
「嫌なんかじゃない…照は、悪くないんだ」
絞り出すように深澤は言葉を紡ぐ。
「俺が勝手に…ダメになってるだけ…」
そう言うとまた深澤は顔を俯かせる。
「…こないだの事が原因か？」
「…」
何も言わない深澤に岩本はそれを肯定と捉えた。
「あれは…その…照れくさかったと言うか…とにかくキツく言い過ぎた、ごめん」
素直に頭を下げる岩本を深澤は顔を上げ驚きの眼差しで見ていた。
「告白とかはさ、人前でするもんじゃねぇと思ってるし…」
「ちょ、ちょっと待って！」
続けようとした岩本を深澤は咄嗟に遮る。
「気持ち悪いから否定したとかじゃないの？」
「いや？そもそも気持ち悪いって思ってたら目黒達の時に反対してんだろ」
思っていた事と違っていた衝撃に深澤は混乱に陥る。
「え、待って、気持ち悪いから断られた訳ではない？」
あからさまにブツブツ呟きながらウロウロする深澤に思わず岩本は吹き出す。
「ふっか、取り敢えず落ち着けって」
いつもの笑顔で落ち着かせようと声をかけてくる岩本に深澤は安心感を覚え、立ち止まると岩本を見上げた。
「俺の勘違い？」
「あ〜俺の言い方も悪かったけど、ふっかのタイミングも悪いと思う」
「…あの場でなら断られても冗談で誤魔化せると思った」
思ってた以上にダメージ食らったけど、と苦笑いをする深澤に岩本はずっと気になっている事を尋ねた。
「それって俺を…目黒達みたいな意味で好きって事？メンバーとしてでなく？」
遠回しにせず率直に聞いてくる岩本にらしいなと思いながら、深澤は深呼吸をしてゆっくり口を開く。
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氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (
レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - ｓｍ推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます！ このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです！ (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
ｓｍ推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか？スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです！これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷那 | 作成日時：2022年5月7日 22時
