ー【あべさく編】 ページ42
阿部亮平と佐久間大介。
Snow Manの中で1番古株カップルである。
距離感はバグっているが、ほのぼの感満載で見ていても癒やされるのは2人の爽やかな雰囲気のお陰だろう。
ソファに並んで座る2人にラウールは近寄ると佐久間にピッタリとくっついた。
そんな2人を阿部はスマホから目線を上げ微笑ましく見つめる。
「何見てるの?」
「佐久間の新しい嫁動画?」
「…それ阿部ちゃん複雑じゃないの?」
佐久間を抱え込むようにして身を乗り出しながら問うラウールに阿部は苦笑いをしながら、ラウールの体を押し戻しつつ佐久間を自分の方に引き寄せる。
「2次元の嫁だしね、3次元が俺だけなら別に何とも思わないかな」
「次元の話になってるのが凄い」
「3次元の婿は阿部ちゃんだけだよ〜」
「ありがとうございます」
嬉しそうに擦り寄る佐久間に阿部は冷静に答える。
佐久間を取られたラウールは今度は阿部の横に移動し肩を組む。
「そうだ、阿部ちゃんに聞きたかったんだけど」
「何々?」
ラウールの問い掛けに何故か佐久間が興味深げに答える。
「これなんだけど」
ラウールが自分のスマホを操作し何やら数式の書かれた画面を出すと、佐久間はスッと目線を自分のスマホに移動させた。
「ああ、これは…」
阿部が丁寧にラウールに説明仕出すと、佐久間はチラチラと見ながらも少し拗ねた表情をしていた。
「…阿部ちゃん、佐久間くんがヤキモチ妬いてる」
小声でラウールが言えば阿部も分かってるとばかりに微笑む。
「佐久間、もう少しだから待っててね」
「にゃっす」
阿部が佐久間の頭を撫でながら言えば途端に佐久間の機嫌が直り、ウキウキ顔で動画を見出していた。
「小犬みたいで可愛いね」
「ふふっ、ラウールでも渡さないよ?」
しっかりと牽制は忘れない阿部だった。
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氷那(プロフ) - sm推しさん» sm推し様、こんにちはです。 リクエスト頂きました小説を此方とは別の置き場の方に上げさせて頂きました。 お手数ではございますがその他CPの方でご覧ください。 (2022年5月31日 17時) (レス) id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
氷那(プロフ) - sm推しさん» sm推し様、初めまして、コメント有難うございます! このような拙い小説のファンと言って頂けてとても嬉しいです(^^) リクエストのしょっぴー寵愛ですが、メンバーとしてなのかBLとしてかで内容が変わってきますので宜しければ希望を教えて頂けますと有り難いです! (2022年5月20日 23時) (レス) @page15 id: 32e168989e (このIDを非表示/違反報告)
sm推し - 初めまして(^^♪。リクエストしても大丈夫ですか?スノのしょっぴーがメンバーに寵愛されるお話が読みたいです!これからもファンとして陰ながら応援していますので無理なさらずに頑張って下さい(^^♪。大好きです♡ (2022年5月20日 21時) (レス) id: 944bdeebdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:氷那 | 作成日時:2022年5月7日 22時