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味方 ページ41
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CM撮影現場で白崎チーフが
「広告代理店にコネがある僕はCMのキャスティングなんて簡単にできるんだよ
Aはエコ贔屓されてるからねぇ、良い仕事がたくさんついて良かったね」
ぐっと堪えて白崎チーフを睨みつける
「ほら、そんな怖い顔してないで、楽しそうにしなきゃ、スポンサーに嫌われるよ?」
「…」
「白崎チーフ、ちょっといいですか?」スタッフが呼びに来てくれてようやく消えてくれた
白崎チーフの威圧感に震えが止まらない
「大丈夫?顔色悪いよ」
お茶を差し出してくれたのは博電堂の古原さん
「ありがとうございます」
「白崎に目をつけられたの君?」
「え?」
「アイツ、ウチにいたんだけど、何度もパワハラで問題起こして、ウチにいらんなくなって出てったんだよ…きみ滝沢んとこのこだよね?」
「はい」
「今度白崎が近寄ってきたら会話録音しておきな、あ!俺はきみの味方だから」
そう言われて小さなレコーダーを渡された
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作者名:おさと | 作成日時:2023年2月5日 22時