ゴシップ ページ20
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最近、付けられてるような気がするし
仕事終わりはマネージャーか、ひーくんが送ってくれるようになった
いよいよ来週からクランクインって日に私の記事が週刊誌に出た
内容はこの前の樹くんとの話で付き合ってるみたいな内容になってた
「ちゃんと調べたんかなぁ？そしたら分かると思うねんけど」
メンバーはガセって分かってくれてるけど「そもそも樹にごちゃごちゃ愚痴った翔太が悪い」とふっかさんに責められてた
私も「そうだよ、渡辺さんが下らない嫉妬するからじゃん」
「でもA、俺のこと好きなんだろ？あ違った、大好きだったわ」ってニヤけて言うから
「翔太のばーか」
「Aのアホ」って小学生レベルのケンカしてたら、あべちゃんに
「幼稚園レベルのケンカしないの」って叱られた
だてさんが「来週から撮影だし、誤解招く行動は禁物だよ、みんなもAの家行く時は気をつけようよ」
「撮影かぁ、なんか不安だな」
気持ちを落ち着けたくてひとり外階段へ向かった
次の少クラで歌う曲を聞いていたら目黒くんがやってきた
「お疲れ様、今日はこっち？」
「おつかれ、うん、週末はドームだから」
「嵐についてるんだよね？」
「うん」
「いいなぁ、私一回しかつかせてもらったことないよ」
「まぁ、プレッシャーヤバいけど勉強になるよ」
「松本くんの演出ほんとすごいよね」
「うん…あの、記事読んだけど平気？」
「うん、メンバーは分かってくれてるから、大丈夫」
「そっか、ならよかった
樹くんのファンも行き過ぎだよね」
「え？なんのこと？」
目黒くんはしまったって顔してる
「目黒くんちゃんと話して？」
事務所に嫌がらせの手紙とかメールが来てるらしくて渋谷の方にも降板させろってメールがきてるらしいって教えてくれた
「そんな…」
「ごめん、俺」
「いいの、私が教えてって言ったから…
ごめん、マネージャーのところ行ってくる」
立ち上がると腕を掴まれた
目黒くんは心配そうに私をみてるから
「うん、大丈夫、ちゃんと話聞いてくるね」そう言い残してマネージャーの元へ向かった
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作者名：おさと
| 作成日時：2023年2月5日 22時
