打ち解け合う ページ14
.
.
レッスンに出ると岩本くんが側にずっといるし休憩中はチョコくれるし、タピオカ屋さんの情報も教えてくれる
「岩本くん、これいつもチョコくれるからお土産」って渡したチョコミキサー
「え、これ俺が行きたいって言ってた店のだよね?」
「うん、今日学校午前授業だったからお友達に誘われて行ったの」
「えー、俺と行こうってゆったじゃん」
え?拗ねた?拗ねてます?
「行ってから岩本くんの行きたいって言ってた所だって知ったんだもん…お土産溶けちゃうからその後友達とすぐ別れて買って急いで持ってきたのに…」
私もちょっと拗ねて言うと岩本くんは少し考えて
「うん、ごめん、ありがとうめっちゃ嬉しい…飲んでいい?」
そう聞くから頷くとチューと吸い付くとふにゃぁと笑って目が無くなった
か、可愛い…
「岩本くんその可愛い顔ライブでもっと出せばいいのに」
「は?」
「あ…」思った事が出ちゃった
「生意気なこと言ってすいません」
小さくなってすぐ謝ったけど岩本くんは
「Aがそう思ったんならちゃんと伝えてよ
生意気とか思わないし、嬉しいからさ
俺怖いってファンからも言われることあんだけど、どうしたら怖いって言われないかな?」
なんて相談まで受けてしまったから最近私が知った岩本くんの一面について話した
「へー、そっか…俺の甘いもの好きってギャップなの?」
「うん、私は知らなかったから嬉しかったしスイーツの話できるのも楽しいし、なによりスイーツの話してる岩本くんの顔はチョコみたいに蕩けてて可愛いよ」
429人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おさと | 作成日時:2023年2月5日 22時