■丈一郎2※ ページ15
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昨日はただただ抱きしめあって眠った。なんか、それだけで心地よかったから。でも、身体は正直らしい。別にやらしい夢を見たわけでもない。中途半端に終わってたわけでもない。やのに、過去最高にガン勃ちしてるソコはやっぱりAを抱きたいからやろう。
そりゃあしばらくシてないもんな。A以外の奴とか嫌やし。ああもう、でも隣でグースカ寝てるとこ起こしたら機嫌悪くて逃げられるかなぁ。
とりあえず一回自己処理しよ。トイレ……いやでもA隣におるやん。触らんくても、この微妙な体温でさえ刺激で、そろっと下に手を伸ばす。唇を噛み締めて、漏れそうになる息を我慢して、でもAがおることも、こっそりしてることも全部刺激でしかなくて、ちょっと触れるだけでビリビリと身体に電気が走ったみたいになってしまう。
小さく漏らしてしまった声は寝ているこいつには届いてないはず。あぁ、ティッシュティッシュ。やばい、すぐ出そう。そう思って手の動きを早めたとき、背中にピタッと寄り添ってくる体温。
「え、A…？」
反応はなくて、ただ寝返りをうっただけらしい。背中に触れる手、首筋にかかる寝息、時々聞こえる寝言、もう無理っ！と思った瞬間弾けた熱に、なんとなく自分の変態性を感じてしまって自己嫌悪。
「んぅ…じょーちろー」
「あっ、えっ、お、起きた？」
「んん、ねむい、」
人の気も知らんと寝ぼけて背中にグリグリ抱きついてきて、お腹に回された手が、下に下がっていく。
「は？」
「んふふ、まだおっきーね」
「………おま、起きてたな」
「だって、じょーいちろ、声我慢できてないんだもん」
「うっさぁ！ちょ、さわんなっ！」
「んー、やだぁ」
俺の肩を引いて、完全に俺の上になったA。その顔的には結構前から起きてたなこいつ。
むかつくむかつくむかつく。俺が押し倒してめちゃくちゃにしてやりたいのに、グッとソコを掴まれてしまえば力なんて入らなくて、女みたいに嬌声を上げるしかなかった。
「もう固いよ？」
「もっ、ほんまうざいっ！」
「んふふ、溜まっててたの？」
「当たり前やろが！お前以外としてないねんから！」
「うん。やから、責任持って全部処理してあげる」
「あっ、はぁっ、ん」
Aの口の中の温もりに、それだけでまた達しそうになるのを必死に我慢した。
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パピコ - 大人と大西くんの絡みが見たいです (2020年3月5日 9時) (
レス) id: c96c564d35 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅんすけ - 素敵な文章で一気読みしてしまいました！大人ヒロインちゃんと康二に幸せな未来が訪れますように！！！ (2020年1月6日 6時) (レス) id: 57a24d82e0 (このIDを非表示/違反報告)
ラッコ - えーーー！！！宮近さんとどうなっちゃうのか気になりすぎます！！ありがとうございます！好きですこれからも更新楽しみにしております (2019年12月31日 4時) (レス) id: 5b926bea01 (このIDを非表示/違反報告)
yrniiiii2525(プロフ) - いつもたのしく拝見させていただいています！大人ヒロインちゃんと大吾の絡みがめちゃくちゃ好きだったのでそろそろお近づきになってくれることを願っています！！！ (2019年12月14日 23時) (レス) id: d6c179e51a (このIDを非表示/違反報告)
誉(プロフ) - あべちゃん！！他の人とは違う嫌われ方ですごく良いです！好きです！ (2019年12月10日 0時) (レス) id: 1ecb5a4891 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aoi
| 作成日時：2019年8月19日 12時
