お姫様は関西Jr.でした。８

■春松竹 ページ4

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「お疲れ様のギューしていい？」

風雅「……いい、やです」

「待って一瞬いいって言うた！！やからします！！」

風雅「うがーーー」

「かーわーいーいー！ほんまにふーちゃんが世界一可愛い！！」

風雅「俺怒られる、」

「誰にやねん怒らへんわ、あ！とあー！」

嶋崎「わあっ、Aちゃんお疲れ様です」

「よく頑張りましたのギュー！とあも世界一可愛い！！」

嶋崎「へへ、ありがとうございます」

風雅「は？」

「るーくっ」

當間「…は、はい！」

「そんな緊張せんでも。るーくもよく頑張りましたいい子いい子！るーくもせか」

風雅「Aちゃん」

「ん？」

風雅「もうほんまきらい！」

「えぇーー！！ふーちゃん、それは悲しい！！ママに優しくしてよ！」





春松竹が終わった。本当に未完成ながらによく頑張った。


まだまだ改善できるところはたくさんある。でもそれは、背負う人たちで考えればいいこと。


この子達はただただその努力を認められればいい。





風雅「どうせ斗亜やん、」

「え、待って可愛すぎて死にそう。連れて帰っていい？」

末澤「ええ加減にしろ」

「出たな！紅生姜ごぼうマン！！」

末澤「うっさいわ」

「ほんま色きったな」

末澤「染め直したけどすぐ抜けんの！」

「ブリーチするからやん」





私はこの春何ができたかな。



新しい時代を作り出そうと必死にもがいて苦しんで進んでるみんなとちゃんと進めたんかな。



それぞれの道を歩む。そんな春。






風雅「Aちゃん」

「んー？」

風雅「またダンス見てください」

「ん、もちろん」

風雅「歌も、あとお笑いも、お芝居も」

「どしたん。そんなんいつでも一緒にしよう」




可愛いだけやった子たちがこんなにもたくましい顔をするようになった。




西畑「お疲れ」

「ん」

藤原「おつかれーい」

「ふふ、丈一郎ほっぺちょっと赤いよ」

藤原「は？！」

「うっそー」

藤原「え、まってリアルにうざいんですけどー」

大橋「Aちゃーん！！」

「あ、ちょっと大丈夫でーす」

大橋「なんで？！」

「いやなんか和子ノリうざくて」

大橋「なんでなぁーん！」

流星「そういうとこ」

「ねー？ほんま可愛い可愛いりゅせちゃんに悪影響やからやめてほしいわ」





1ヶ月間お疲れ様。これからもこのまんま走り続けていこうね。




関西Jr.をもっともっと大きくしようね。



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