■大橋 ページ20
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俺に何が出来るんやろうか。考えても考えても、俺アホやから分からへんよ。
丈くんはさすがプロ。周りから見たらいつもと変わらん丈くんを完璧に演じ切ってる。でも多分、付き合いの長い人が見たらすぐわかる。いつも通りなんかやない。
原因なんて分かりきってて、それに対して俺が出来ることなんてない。正直、いつかこうなるやろって思ってたし。
大橋「丈くん」
藤原「ん？」
大橋「今日って星空のが遅いよね？飛鳥が先で」
藤原「せやで。今週はな」
仕事はちゃんとしてくれるから、ええっちゃええねんけど。
これから大きな舞台も控えてるし、不安にならないわけやない。
大橋「あ、もしもし」
「かずー？どしたん？」
大橋「いやどしたんちゃうって！ほんまにぃ」
「ふふ、ごめんごめん」
大橋「んもー！せめて告知してよ！」
「告知ってイベントかい」
大橋「それよりさぁ、丈くんと話したん？」
「うん。一方的にね」
大橋「えぇ〜」
「死んでる？」
大橋「半分」
「そっか」
やっぱりなぁって小さく笑うAちゃん。
それはすごく優しい声やった。
「ごめんな。でも、少し離れてみたくなったんよ。いろんなことが怖くて、私も、多分丈一郎も、気持ち的に限界で、離れな無理やと思ってん」
そうやなぁ。たしかに2人は近過ぎるくらいに近かった。
その間に割って入ってやろうなんて思いも一瞬で砕かれた。
「丈一郎とね、夏のあっつい日に、普通の恋人みたいにデートしたん。一緒におることが当たり前すぎてまともにデートなんてしてこんかったし、なんかその日はほんまに付き合ってるみたいやった」
ほら。やっぱり無理や。
「ほんまに、幸せで、宝物みたいな1日やった」
声だけで伝わるその愛情に勝てるわけなんてない。
だからせめて、
「丈くんなら、大丈夫。時間はかかるかもやけど、Aちゃんの気持ち分かってくれるよ」
安心して次のステージに進んでほしい。
それまで俺らが仲間として支えるから。
Aちゃんが自分の力で歩き始めたように、いつか丈くんも前を向けるはず。
それから、その先でまた2人が出会えればいい。そしたら、きっと、もっともっと素敵な恋ができると思うねん。
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rrrr(プロフ) - 丈くんといちゃいちゃ見たいです！あと西畑くんと仲直りしてほしいです！ (2019年11月22日 19時) (
レス) id: 5de1dbfa32 (このIDを非表示/違反報告)
ラッコ - 無理言って申し訳ありません！Travis出演の素敵なお話ありがとうございました！嬉しかったです！！今後も更新楽しみにしております (2019年8月29日 12時) (レス) id: 5b926bea01 (このIDを非表示/違反報告)
aoi(プロフ) - まなさん» ありがとうございます！無知により失礼しました。修正致しました！ (2019年8月19日 19時) (レス) id: f81c6301ac (このIDを非表示/違反報告)
まな(プロフ) - 如恵留の川島が違ってるみたいです！ (2019年8月17日 20時) (レス) id: 5d5f7ff18d (このIDを非表示/違反報告)
ふーか - トラジャ出して頂きありがとうございます!!! 更新頑張ってください!!!! (2019年8月17日 11時) (レス) id: 20fb14c53f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：aoi
| 作成日時：2019年4月3日 12時
