イケメン5人と姫のラブストーリー ③ (ページ28)

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和「へー、家族で富士山登頂ですか。弟さん、元気？あれから会ってないから」

「うん、元気だよ。ただ…」

和「ただ…何よ」

「あのね、弟、あたしと逆パターンなの。好きな人が5人もいるらしい」

和「…姫が姫なら弟は王子様だな」

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とうとう縁日と花火大会の日

日頃の行いが良いのか、天気は晴れ

浴衣着て待ち合わせより早く来ちゃったけど、あたしよりも先に和くんがいた

だから、みんなが来るまで喋って待つことに

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「お母さんも5人の男たちと付き合ってたんだって。嫌な遺伝子受け継いだなー」

和「ま、仕方ないって。そういう運命なのよ」

「和くん…」

和「ん？…っ//」

「…和くんの浴衣、カッコいい」

和「姫も可愛いですよ」

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和くんとキスしてた

周りに人がいるってわかってるのに

カシャ

写メの音に反応して離れたら…

そこにいたのは雅紀だった

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雅「めっちゃいいキスシーンだったのに！」

和「知らんわ。勝手に撮るな！」

「…雅紀も浴衣着てる。なかなか似合ってるし」

雅「でしょ？姫も似合ってるよ。可愛い」

「あ、今はダメ…んっ//」