アイドルと怪盗プリンセスの恋３【SS】 (ページ9)

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◆89. ページ9

Aside

画用紙に作りたい服のデザインを描いている

これがいい！とパッと浮かんでこなくても、なんとな～くで描いていく

それで採用されたこともある

自分でもビックリだけど

・

～♪♪♪

「はい、もしもし」

兄『あ、俺。あのさ、頼みたいことがあるんだけど』

「お断りします」

兄『おい…盗みじゃねーよ。俺さ、探偵の仕事始めたの。追跡をメインにやってんだけど、囮捜査をしなきゃいけなくて…』

「どんな事件よ」

兄『内容は言えないんだけど、頼む！今すぐ来てくれないか？場所はメールで送る』

「わかったわよ」

・

変装用のウィッグを付けて、旭を実家に預ける

お母さんにはなんて言おうか迷ったけど、何も聞かれず預かってくれた

メールに書かれてる住所を頼りに事務所に来た

思ったより、綺麗そうな事務所だ

・

「失礼します」

兄「お、来たか。橋本さん、俺の妹のA」

橋本「ってことは、怪盗プリンセスか。はじめまして、橋本です」

「はじめまして…って、何で怪盗プリンセスってバレてんのよ」

兄「ごめん…ここに面接に来た時に隠し事はなしって言われてさ、つい」

「バカ兄が」

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