アイドルと怪盗プリンセスの恋３【SS】 (ページ29)

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◆109. ページ29

大野智side

誰かに尾けられてることはマネージャーの柊木には話してない

心配かけたくないのもある

柊木からしたら心配したいんだろうけどさ

やっぱり言えない

・

そして、休みの日

依頼を受けていた絵を描こうとしたら、足りない物があって、買い物行くことにした

その時も誰かに尾けられてる感じ

今もポケットにスタンガンを常備してる

・

いつもの店で足りない物を購入

すぐに家に帰ろうと店を出た瞬間

誰かにぶつかってしまった

「すみません…」

ﾋﾞﾘﾋﾞﾘ…

「ｳｯ、」

・

・

あれ？

ここどこ？

男「起きたか。さぁて、怪盗プリンセスの居場所を教えてもらおうか」

「俺を尾けていたのはそれが理由か」

男「怪盗プリンセスが保釈されたことが公にされなかったから居場所を特定するのが難しかった。旦那の櫻井翔でも良かったんだが、その前に大野智を見つけてしまった」

・

「居場所を話してどーする。怪盗プリンセスに何か執着してんのか」

男「銀行強盗中に何かで眠らされ、俺らが盗むはずだった金塊を怪盗プリンセスに取られたんだ」

「あの時の強盗犯か」

男「話はここまでだ。怪盗プリンセスはどこにいる」

A「怪盗プリンセスならここよ」