アイドルと怪盗プリンセスの恋３【SS】 (ページ11)

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◆91. ページ11

Aside

悪役の後に良い役が来るなんて普通思わない

でも、現実だ

「…焼肉最高」

兄「やっぱり、良いことした後には焼肉だろ」

「ただ、お兄ちゃんが食べたかっただけでしょ。でも、このメンツはやばくない？翔くん」

翔「ん？…ﾓｸﾞﾓｸﾞ、」

「もぐらい可愛いな、」

翔「んふ♪」

・

翔「でもさ、どうしてまた探偵の仕事を？」

兄「何がいいのか自分でもわからなくて、色々調べてたら探偵ならやれそうかなぁって。ま、嘘はつかないっていう約束で素性は明かしたけど」

「ホント困る。もうあたし囮捜査なんてやらないからね。懲り懲りよ」

兄「でも、楽しかっただろ？」

「…別に」

翔「…肉お代わりしよっか」

・

肉たくさん食べて、お酒も飲んで

酔い潰れたのはあたしだった

だから、気づいた時はベッドの上

知らない間に翔くんに脱がされてるし

久しぶりに翔くんの温もり感じる

そしてまた、久しぶりに翔くんの唇を盗む

・

翔「…また盗んだな」

「ごめん、久しぶりにしたくて…」

翔「いいよ…もっとして」

「…じゃ、遠慮なく」

・

久しぶりのキス、懐かしい