アイドルと怪盗プリンセスの恋２【SS】 (ページ39)

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◆79. ページ39

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Aは窃盗及び幇助犯の罪で起訴されたが、情状酌量の余地があるため少しだけ刑が軽い

智くん以外は犯人蔵匿罪で半年の懲役、智くんは幇助犯の従犯にあたるため一年の懲役が課せられた

従って、嵐は一年の活動休止が命じられた

もうすぐ、俺たちの子供産まれるっていうのに…

天と地が一気にひっくり返ったようだ

何やってんだか

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スマホは預けられ、連絡手段はない

刑務所で俺たち嵐は無言で過ごす

2ヶ月後

★「521番。来なさい」

「…ぁあ、俺か」

番号で呼ばれるのは慣れない

連れて行かれた先にはAが赤ちゃんを抱いてた

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「…産まれた。産まれたの！？」

A「産まれたよ。男の子だって。これで、もう姫島家の伝統は受け継がれない」

★「30分だけゆっくりして下さい」

「…ありがとうございます！わっ、可愛い」

A「抱いてみる？」

「もちろん…おー、複雑な両親のもとに産まれてきてくれてありがとな」

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A「翔くんが釈放された時、旭も連れてって。あたしが釈放されるまで旭のことよろしくね」

「…旭って名付けたの？」

A「あ、ごめん。明け方、朝日が昇る瞬間に産まれたから旭にしたの」

「いい名前。わかった」

刑務所で最初で最後のキスをした