アイドルと怪盗プリンセスの恋２【SS】 (ページ4)

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◆44. ページ4

日向晃介side

「突然で申し訳ありません。本日限りで辞めさせて下さい。お願いします」

課長「急すぎるだろ。せめて、怪盗プリンセスを捕まえてからにしろよ」

「本当に申し訳ありません」

課長「まぁ、事情があるんだろ。勝手にしろ」

「お世話になりました」

・

辞める理由なんで言えない

怪盗プリンセスが誰か知ってる以上、警察官として働くことを許さない

それに1度は好きになった相手だ

彼女のためにも自分のためにも辞めなきゃ

橘「これからどーするんだよ」

「明日から新しい所で仕事だよ。心配すんな」

・

とは言ったものの、新しい仕事場は日テレ

警察官よりも危険度MAX

プロフィールは誤魔化した

警察官だったことは記さず、警備員と誤魔化した

さすがに元警察官はマズイでしょ

ただ、今までスーツだったからか、慣れない格好での仕事はちょっと不安

・

「失礼します。今日からこちらで働くことになりました、日向といいます」

清水「日向さん。はじめまして、清水といいます。ADが足りないので、ADとしてよろしくお願いします」

「はい。清水さん、よろしくお願いします」

清水「じゃあ、早速。スタジオに行きましょう」