アイドルと怪盗プリンセスの恋２【SS】 (ページ14)

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◆54. ページ14

Aside

結局、ついて来た大野さん

いや、この場合、無門って言えばいいのか？

いつの間にその衣装持って来てたんだよ

最初からやる気満々だったんじゃないのかな？

本当に、大野さんは何を考えてるかわかんない

謎だらけ、ミステリアスだよ

・

こっちでも一応、監視カメラは遠隔操作で遮断

警備員は気づかれる前に催眠スプレーで眠らせる

お目当のミニの絵画を盗むことに成功し、美術館を後にする

思ったよりスムーズにできたわ

・

足早にホテルに戻ってきた

「何事もなく盗めました。見る？」

翔「さすがだな。見る。もちろん見るだけにするから。おー、確かに小さいな」

「ってか、なんで手袋？」

翔「一応。これいくらすんの？」

兄『1億』

「…お兄ちゃんが1億だって」

・

翔「1億！？こんな小さいのに？はぁーっ」

「智くんもお疲れ様…あれ？どこ行った？部屋ここだよね？」

ギュッ

翔「やるべきことは終わった。今から俺たちがやるべきことをやろうか」

「は？何言ってんの？//」

服に着替えたばかりなのにもう脱がされる

アメリカに来てまでやるなんて、どうかしてる

・

翔くんに身を委ねてしまっていた