アイドルと怪盗プリンセスの恋２【SS】 (ページ13)

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◆53. ページ13

智side

ハッキリ言って本当は俺の方が心配してんだよ

日本ならまだしも海外だよ？アメリカだよ？

慣れない場所での盗みはなかなか無理だよ

俺も行きたい、本当は

食べてる最中でもまだ考えてる

どうすれば俺も連れてってくれるのか

・

潤「大野さん、美味しくない？」

「…ん？いや、美味しいっ」

潤「ならいいけど」

和「…心配なんだろ？プリンセスのことが」

A「あたし？」

「どうすれば一緒にメトロポリタン美術館に行けるかなーって、考えてた」

・

雅「メトロポリタン美術館？この近くじゃん！食べたら行く？？行きたいんでしょ？」

翔「バカ。Aの盗み場所がメトロポリタン美術館なんだよ」

雅「へー…盗み場所がメトロポリタン美術館。えぇっ！？こっち来てもするの？」

A「お兄ちゃんもバカだよね。盗むのは楽だけど、どうやって持ち帰るのって話よ」

和「それなら大丈夫です。ミニのキャリーケース的なものをお兄さんから借りてきたので」

A「は？」

・

「どうやって借りたのさ」

和「連絡がありまして。いずれ、アメリカに行くようなことがあればこれを持って行けって」

A「あたしに一言言えっつーの！」

兄『すみませんでした』