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「んで、あんた誰なん？なんで紫耀の部屋におるわけ？」
リビングのソファにドカッと座り、怪訝な顔は変えず私を問いただし始める。
あ「一緒に住んでる者だけど。」
「はぁ？一緒に住んでるやて？あ。もしかしてあれか？噂の子猫ちゃん？」
噂の子猫ちゃん…？
なにそれ。
意味が分からず首を傾げる。
「ふぅん。あんたも紫耀の遊び女ってやつ？」
人差し指を自分の顎に添えて私を上から下まで見る男。
ちょっと待って。
"あんたも"ってなに？
聞き逃せない発言が聞こえたんだけど？
あ「…どういうこと？」
さっきから男の態度にイライラを募らせ、眉をピクピクさせるも
必死にイライラの感情を鎮めた。
「知らんの？」
あ「なにがよ。」
「あいつは特定の女は作らんってこと。」
あ「…は？」
「そもそも、紫耀は誰かを本気で好きにならん。」
意味が分からない。
全っ然分からない。
紫耀は特定の女を作らないって？
本気で誰かを好きにならないって？
あ「ど、どうしてあなたがそんなこと言えるの？」
きっとこの人の適当な言いがかり。
そんなはずない。
だって紫耀は
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「やて、紫耀が言ってたことやからな。」
ちゃんと私を愛してくれてた______
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作者名：rion
| 作成日時：2018年9月7日 10時
