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突然、部屋のドアが乱暴に閉められる音で目が覚めた深夜。
何事かと思い、灯りが点いてるリビングへ行く。
けれど、誰もいなくて。
可笑しいな、と思いながら今度は彼の部屋へ行ってみる。
コンコンと2回ノックして
あ「紫耀？」
返事が返ってこない事に首を傾げ、部屋に入った。
シーンと静かな部屋は
真っ暗で。
でも人の気配はなんとなく感じて
勝手に部屋の灯りを点ける。
あ「きゃっ」
衝撃だった。
衝撃すぎて、心臓の速度が一気に加速して
体が硬直した。
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だって
彼のスーツやワイシャツ、
顔には
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沢山の返り血で染まってたから。
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作者名：rion
| 作成日時：2018年9月7日 10時
