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*
アナ「ありがとうございました〜」
収録終了
お腹すいた!!
マネージャーさんと御飯食べに行こっと
タモさんや他のアーティストの皆さんに
「お疲れ様でした〜」と順番に回っていく
三代目さんの前でも普通に
「お疲れ様でした〜」と言うと
ダンスがめっちゃ上手で、面白い
直人さん?って方が
直人「お疲れ様ですー!」
って言ってくれたり
他のメンバーの方も頭を下げてくれて
安心して回れ右
楽屋に直行!ってところで
?「ちょっと」
と誰かに手を引っ張られた
振り返ると
「...広臣」
臣「この後すぐ帰んの?」
「あー、御飯食べに行こうかなって」
臣「そ。じゃあ俺が連れてってやるよ」
「え」
臣「熱愛騒ぎもなくなったし、やっと対等だろ?」
「そうだけど。」
臣「なに、不満?」
確かに熱愛騒ぎのときは
広臣のことすっごい嫌な奴って思ってたし
熱愛なんてありえない!って思ってたけど
普通に友達なら って思う
”対等”になって
違った方向から見れば、いい人なのかも
「じゃ、あ行こ...
岩「Aちゃん!お疲れ様!」
まさかの岩ちゃん登場
「あ、お、お疲れ様でした」
岩「この後暇?ご飯でも食べに行かない?」
「え?!」
テンパる私
岩「誰かと約束ある?」
「あ、あの、その...」
臣「岩ちゃん、俺が今誘ったところ」
な、なに
なんかギスギスしてて居づらい
岩「そうなの?ふーん」
私がおとぎ話のお姫様なら
白い王子様とお城に行くか、
闇の悪魔と冒険の旅に出るか。
どっちかだよね
そりゃ普通に考えて
白い王子でしょ、
けどなぜか
「今日は、ごめんなさい!
また誘って下さい!」
白い王子の方に頭を下げる私がいた
岩「え、そっか。
じゃあまた今度ね!」
一瞬顔が曇ったけど
すぐ笑顔になって去る岩ちゃん
臣「なに、俺のこと優先してくれたわけ?」
にやにやしてる広臣
「先に誘ってくれたから!それだけだよ!」
そう。それだけ
臣「あっそ。じゃ、なに食べにいく?」
広臣のこと知りたいって思ったわけじゃない
近づきたいって思ったわけじゃない
ただ”対等”になって
違った方向から広臣のこと見たくなっただけ
「...焼肉」
臣「ふっ。焼肉?」
「今なんで笑ったの?!」
臣「小崎Aならイタリアンとか言えよ」
「ばか。イメージが全てじゃないよ」
そう、イメージが全てじゃない
*
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作者名:ぬん | 作成日時:2016年10月2日 2時