La reine des Neiges…[６] (ページ36)

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－公演3時間前－

さすがにそろそろ起こさないとなと思っていると…

コンコンッ
？「失礼します。入っていいですか？」

滝「おう、どうした？」

楽屋にやってきたのは岩本だった

岩「すみません、こちらにAちゃんいますか？」

滝「いるよ、どうした？」

岩「なかなか楽屋に来ないんで探してて…って、あ…すみません。邪魔しましたか？」

俺の膝で寝るAを見て、少しバツの悪そうな顔をする岩本

滝「ん？あぁ、これA。顔色悪いから無理矢理寝かせてたんだよ」

岩「あっ…てっきり彼女さんかと…」

滝「ふはっ(笑)いねーから！」

岩「すみません…もしかして結構ここに居ました？」

滝「そうだな。俺の楽屋来てからずっと寝かせてる」

岩「そうだったんですね。なら、よかったです」

滝「なんで？なんかあった？」

岩「昨日稽古つけてたのは知ってるんですよね？」

滝「あぁ。知ってるけど…なに？」

岩「実はAちゃん、一昨日もあんま寝れてない状態なのに今日の朝方まで練習に付き合ってたみたいで。本人は寝たから大丈夫とは言ってたんですけど心配で」

滝「まじか…そりゃ顔色も悪いわけだ。寝かせて正解だったわ」

そんな話をしていると…

『んっ……んー…(つ﹏`)』

モゾモゾと動き出すA