La reine des Neiges…[６] (ページ30)

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なんか電話の向こうで言い争ってる？会話が聞こえたと思ったら…

？〈もしもし？お前こんな時間まで何やってんだよ！寝てたって何もされてねぇーよな？〉

『ちょ、ちょっと落ち着いてよ、翔太くん！』

渡〈落ち着けるかよ！こんな時間まで連絡も取れなくて心配してたんだぞ？〉

『それはごめん…夢中になって練習してて気づいたら寝てたみたいで。今、起きたとこなの』

渡〈お前なぁ！〉

『ごめんって…「Aちゃん？大丈夫？」』

翔太くんとかの怒る声が聞こえたのか、心配して目黒くんが声をかけてきてくれた

『あ、ごめんね。大丈夫だよ！〈誰？代役のやつ？〉あ、うん、そうだよ』

渡〈代わって〉

『え、なんで？』

渡〈いいから、代われ〉

『…わかった。ごめん、翔太くんが代わって欲しいって』

目「あ、うん……もしもし？電話代わりました、目黒です」

渡〈あ？目黒？…お前だったの代役〉

目「はい、そうです。すみません、こんな時間までAちゃんに付き合わせてしまって…」

渡〈相手がお前でまだよかったわ…寝てたって聞いたけど何もしてねー？〉

目「何もしてないです。本当は早く帰す予定だったんですけど2人で寝てしまってて、気づいたらこんな時間で。本当すみません…」

渡〈いや、まぁ連絡ぐらいはしろよな〉

目「はい、本当すみません」

渡〈…なぁ、Aはちゃんと寝れてた？〉

目「え？…あ、はい」

渡〈そっか…なら、いいや。とりあえず今から迎え行くから〉

目「わかりました」

渡〈じゃ！〉tuu tuu…