La reine des Neiges…[６] (ページ18)

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宮舘side.

朝起きてきてからAの顔色が少し気になっていた
そしたら照も同じことを思ったのか質問したら、左耳たぶを触りながら答えるA…
隠し事をしているのはバレバレだった

岩「ったく…昨日誰のとこにも行かなかったの？」

『…うん』

岩「何で…寝れない時は誰でもいいから頼るって決めてたよね？」

『そうだけど…』

宮「行きづらかった？」

『うん…起きたの真夜中で皆んな寝てたし、今日から初日だからそんな時間に起こしたら悪いなって』

岩「そんなこと…Aちゃんだって寝ないときついでしょ？」

『でも、私は舞台に立つわけじゃないから…どうにかなるかなって…』

岩「だとしても「照！」…悪りぃ」

Aの発言に、強く言い返そうとした照をとっさに止める

宮「Aもちゃんと分かってるよ。そうだよね？」

『ごめん…』

宮「何度も言うけど、俺らはそんなことで迷惑なんて思わないよ。Aに頼ってもらえない方が悲しい…また倒れたら俺らが責任感じちゃうの分かるよね？」

『うん……ごめんなさい』

岩「分かったならいいよ…俺らも気にかけてやれなくてごめん。今日は初日だしバタバタすると思うけど本番まで時間ある時は横になって休むこと！それだけは守ってくれる？寝れないなら俺らの楽屋に来ても良いから」

『でも！それじゃあ…』

宮「じゃないと滝沢くんにも報告して無理矢理にでも休みにするよ？」

『…分かった』

宮「よし、じゃあ朝ご飯食べよ。照はどうする？」

岩「俺は一旦シャワー浴びてくるから先食べてて」ポンポンッ

照はAの頭を撫でるとお風呂場へと向かっていき、俺はご飯の用意を続けた

そして、ご飯を食べていると次々にメンバーが起きてきては、Aの顔色を見て寝てないことに気づき心配され結局全員に注意されたりしてて時間がなくなり慌てて出かけて行った