La reine des Neiges…[６] (ページ17)

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251.歌舞伎ページ17

Aside.

『もう、こんな時間か…』

時計を見ると起きる予定にしていた時間になっていた

今日から滝沢歌舞伎2017が始まる…
用意をしてから1階へ降りて行くと、朝早いはずなのに誰かがいるみたい

？「おはよう」

『涼太くん、おはよ！…早くない？』

宮「Aのことだから、初日は早く家出るかなって思って朝食用意してた！」

『え、そうなの？ごめんね…』

宮「ううん。俺がしたかっただけだから」

『ありがとう！』

涼太くんと話していると、玄関の方から物音が聞こえてきて…

ガチャッ
？「あれ？2人とも早いね！」

宮「照こそ。いつものランニング？」

岩「うん。日課だからね！」

『おはよう、照くん！』

岩「おはよ！……Aちゃん、ちゃんと寝た？」

宮「俺もちょっと気になってた」

『え？…なに、2人とも。寝たよ？』

本当は気になることがあって、あんまり寝れてない…でも心配かけたくなくて咄嗟に嘘をついた
だけど、あたしを見て険しい顔をする2人…

宮「本当に？」

『…本当だって！』

岩「…やっぱり。隠しても無駄だよ？バレてるから」

『隠してないって！本当に寝たもん！』

宮「嘘つかないの！いつもの癖出てるからね」

『え…嘘…』

宮「俺らに隠し事はできないよ？」

『……ごめん、なさい』