La reine des Neiges…[２] (ページ8)

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タッキーとの電話を終え、また目黒さんに向き合う

『お待たせしてすみせん』

目「あ、いえ…滝沢くんと仲良いんですね」

『え？そうですか？』

目「はい。タメ口だったし、滝沢くんのことタッキーって呼んでたので。やっぱり兄妹か何かですか？」

『え？…あ、違いますよ。タッキーは私がJr.時代に翼くんと一緒に私のお世話係だったんですよ(笑)』

目「え？あ、だからいつも一緒にいたんですね」

『そうです！私もともとは関西で従兄とJr.やってたんですけど、親の転勤で8歳の頃に東京に出てきて、まだ小さいし女の子1人だったから何かあっても守れるように、寂しくないようにってジャニーさんが』

目「なるほど、それであれか…」

『え？タッキーが何か言ってたんですか？』

目「あ、いや、別に…」

『え？何か怪しいんですけど…』

目「秘密です。男と男の約束なんで」

『あ、タッキーも同じこと言ってました！何ですか、それ』

目「それは言えません」

『えぇ…凄く気になります』

目「俺からは言えないので、滝沢くんに聞いてください」

？「あ、いたいた！Aちゃん！」

目黒さんと話していると、誰かが駆け寄ってきた

『あれ？岸くん、どうしたの？』

岸「いや、遅いから心配になって…」

『あ、ごめんね。目黒さんと話してて…』

目「すみません。俺が足止めしてて」

岸「あ、いや。大丈夫ならいいんだ！…何話してたの？」

『え？…大したことじゃないよ？』

岸「ホント？」