La reine des Neiges…[２] (ページ45)

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92.気づく瞬間［紫•黄•桃］ページ45

深澤side.

今日も朝から滝沢歌舞伎の稽古…
Aちゃんも学校を卒業して休みに入ったから、毎日朝から滝沢くんについて動き回って忙しそう…

深「なぁ、照」

岩「なに？」

深「なんかさ、あぁやって滝沢くんの後ろついて回ってるAちゃん見てると、昔のこと思い出さね？」

岩「昔？いつのとき？」

深「確か俺が高2とか、そんぐらいの時。よくあんな風に滝沢くんについて回ってるやついたじゃん？」

岩「あーいたね。確か…道端、だっけ？」

深「そうそう」

照とそんな話をしていると…

？「お2人さん！何の話してんのー？」

岩「おー佐久間！いや、昔話？」

佐「昔話？なに、なに？」

深「Aちゃんが滝沢くんの後ろついて回ってんの見てたら、昔あんな風に滝沢くんについて回ってる奴いたなーって話」

佐「あぁー、確か道端？とかいう子でしょ？」

深「あ、佐久間も覚えてる？」

佐「うん！小さいのに俺らに負けじとアクロやろうとして頑張ってたよね」

深「そうそう！滝沢くんがある日連れてきてな」

佐「それで、確か俺アクロ教えてやったもん」

岩「あー、そんなこともあったな」