La reine des Neiges…[２] (ページ31)

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しばらくすると、滝沢くんと、動きやすい格好をしたAちゃんが一緒に稽古場に入ってきた

滝「ちょっと、みんな集まってくれ」

ザワザワ…
Jr.「なぁ、あれって…」

Jr.「あの人って…ニュースでやってた…」

岩「お前ら、早く並べ」

Jr.「「すみません」」

スタッフ含め、キャスト全員が集まると

滝「昨日発表があったから知ってると思うが、この子が深雪Aだ。SnowManへの加入が決まっているが、滝沢歌舞伎には伝統として女性は特別な場合を除いて出演することはできない。もちろん、それは深雪も例外ではない。なので、滝沢歌舞伎の間は俺の補佐として動くからそのつもりで」

『深雪Aです。今日からジャニーズとして、皆さんの足を引っ張らないよう、この舞台では出来る限りのサポートをやらせていただきます。精一杯頑張りますので、よろしくお願いします』ペコッ

滝「話は以上だ。稽古始まるから準備して」

「「「はい！」」」

解散して各自ストレッチなどに戻ると

滝「Aは今日ここで台本見ながら全体の流れを把握してくれたらいいから」

『うん、わかった。少し動いたりしてもいい？』

滝「邪魔にならない所だったら問題ない。何かあれば、また聞いて？」

『わかった。あ、後で録画欲しいんだけど』

滝「あぁ、言っとく」

『ありがとう』

滝「初日から無理しなくていいからな」ポンポンッ

『大丈夫だよ』

そんな2人のやりとりが目に入った

加入を伝えられた日も思ったけど、やっぱり2人には何か特別な関係があるように感じる

気になるが、そんなことは聞けるはずもなく稽古が始まった