La reine des Neiges…[２] (ページ16)

今日:137 hit、昨日:340 hit、合計:82,596 hit

63 ページ16

岩〈だって考えてみりゃ男だらけのとこに女の子はAちゃん1人…ただでさて批判は付きもんじゃん？〉

深「そうだけど」

岩〈それなのに、そこで恋愛を自由に出来て、もし世間にバレたら？それ目的で入ったとか、男たらしとか、もっと酷いことも言われるかもしれねー。それらは全てAちゃんに向けられる。だから、そういう世間の目からAちゃんを守るためなんじゃねーかなって〉

深「そっか…そうだよな」

岩〈ま、俺も自由に恋愛できないのは可哀想だなって思うよ…でもAちゃんを守るためだし仕方ねぇーよ〉

深「そっか…」

岩〈Aちゃんを守るためにも、なるべく2人で出かけるとかも控えた方がいいかもな〉

深「そうだな…」

岩〈この話は他のやつにも共有しとく〉

深「わかった、頼むわ！」

岩〈ま、いつになるかわかんねぇーけど恋愛ができる日が来たときは応援してやろーぜ？〉

深「いや、それはそれでやなんだけど…」

岩〈なんだ、それ(笑)〉

深「や、別に恋愛感情があるわけじゃなくて…なんか娘を取られる気分つーかさ」

岩〈父親かよ(笑)ま、6つも7つも離れてたらそんな気分にもなるか〉

深「だろ？…でも、なんか照に話してモヤモヤが解消されたわ」

岩〈そ？なら、よかったよ〉

深「ありがとな」

岩〈いや…逆に話してくれてよかったわ〉

深「夜に長々悪かったな」

岩〈大丈夫。また何かあれば連絡して〉

深「おぉ！じゃ、またな」

岩〈またな！〉pi tuutuu…

この日、照と話したことによってAちゃんが自由に恋愛できて、大好きな人と結ばれる、そんな日が来るまでメンバーとして傍で全力で守ると心に決めた

話し合ってはないけど、きっと他のメンバーも同じ思いのはず…