La reine des Neiges…[２] (ページ12)

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Aside.

ふっかさんに会うや否や、なぜか急に腕を引っ張られて廊下に連れ出された

『ふっかさん…痛いよ！』

深「あ、悪りぃ」

『もぉ！急にどうしたの？』

深「どうしたって…俺が逆に聞きたい！」

『え？何が？』

深「何がって…目黒に目付けられてたんじゃないの？」

『え？目付けられる？…何それ？』

深「照が俺に言ってきて…え？Aちゃんが照にそう言ったんじゃないの？」

『えーそんなこと…あ！もしかしてチラチラ見てきてるって言ったやつ？』

深「そうそう。だから俺が今日から守れって照に言われて…」

『あー、あれね。あれは解決した』

深「解決したって…なんだよ、それ。じゃあ結局なんだったわけ？」

『なんかね、前から私のこと知ってくれてて、せっかく共演できたから仲良くなりたかったんだって』

本当はちょっと違うけど…
でも、まだふっかさんには話せないことだし、あながち間違ったことは言ってないからいいよね？
後で目黒くんと話合わせとかなきゃだな…

深「それならいいんだけどさ…それならそうと照に言っといてよー」

『え、ごめん。まさか、こんなことになってるなんて思わなかったから…』

深「いや、いいけど。でも、それにしても仲良くなりすぎじゃない？あれから、そんな経ってないじゃん」

『まぁ、歳も近いし、話しやすいから最近はよく一緒にいるかな』

深「ホントにそれだけ？」

『え？そうだけど？』