La reine des Neiges…[２] (ページ2)

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目黒さんに断りを入れ、少し距離を取りある人物に電話をかけた

prrrrr prrr…
？〈もしもし？〉

『あ、ヒデ君？今いい？』

滝〈大丈夫だが…何かあったか？〉

『え？何で何かあったってわかるの？』

滝〈そりゃ、久しぶりにヒデ君なんて昔の呼ばれ方されたらな〉

『あ、無意識だった』

実は昔タッキーのこと、ヒデ君って呼んでたんだよね
今は大きくなったし人前では滝沢くんって呼ぶようにしてるし、2人きりでも昔と違ってタッキーって呼んでたのに…

とっさにヒデ君って呼ぶなんて、よっぽど動揺してんだな…

滝〈それで、どうした？〉

『あのね…実は今、Jr.の目黒さんって人から－－－－』

あたしは今あった出来事をタッキーに伝え
その上で、目黒さんにどう答えたらいいのかを確認した

滝〈そっか…そこまで言われてんなら教えてもいいぞ〉

『え？いいの？』

滝〈あぁ。そこまで言われて隠すのもな…ただし目黒だけにだ。他には言うなよ？〉

『え？でも、メンバーにも言ってないのに』

滝〈まぁ、あいつらにもおいおいな〉

『わかった。じゃあ目黒さんには教えるね』

滝〈話したら、また連絡して。俺からも目黒に話しておきたいことがあるから〉

『わかった、連絡する。ごめんね…忙しいのに』

滝〈大丈夫だよ。Aのためなら問題ない〉

『ありがと！じゃあ、また』

滝〈あぁ〉pi…tuutuu

タッキーとの電話を終え、目黒さんの元へと戻る