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うーん、狙ってみなと言われてもどうやって持つのかな、と見よう見真似で構えてみれば、ひーくんが背後に周り後ろから私の手に添えるようにそっと触れる。
佐「あー！照がいいとこ取りしたー！」
深「Aもなに赤くなっちゃってんのよー！」
渡「ちょっ、離れろ！」
やんややんやと騒ぎ出す三人なんて気にせずひーくんは続けた。
岩「ほら集中。こうやって持って、ちゃんと見て狙って打って」
「う、うん。……よっ！」
言われた通りやってみると、パコーンッと当たったけどポケットに的球が入ることはなく次のさっくんへ。
佐「佐久間さんもAに教えたーい！手取り足取りー」
渡「いや言い方な。意味が違って聞こえるわ」
深「お前さ、佐久間がAの初めての相手って未だに認めてねぇからな」
佐「えー、じゃあもっかい話そうか？ まずは……いってぇっ！ こらA！キューは人をつつくもんじゃねぇからな！」
岩「お前が悪いな」
「「だな」」
余計なことを話そうとするさっくんは、私につつかれたお尻を擦りながら文句を言いつつキューを構える。
中断していたゲームが進む中、隣りではひーくんがこの場合ならあれが狙いやすいよとか細かく教えてくれて。
ダンスや筋トレやらでもそうだけど、年下なのに彼はこうやって人に教える才能があるなって。
何回もやっていればコツは直ぐに掴めて、経験者の皆程ではないけどゲームを楽しいと思えるくらいまでにはなった。
深「うっわー、今のぜってぇ入ると思ったのに！」
渡「ぬははっ！ かっこつけてるからだよ！」
かっこつけなくても此処にいる四人は立ってるだけで絵面的に最高だと思うけどね。
きっとファンの子達がみたらキャーキャーと騒がれることだろうなって。
佐「A〜おいでぇ」
「ん？」
椅子に座っていたさっくんが両手を広げて私を呼ぶから、お望み通りさっくんの足の上に座ってあげればギュッとお腹に腕が回る。
佐「照〜頑張れ〜」
やる気のない応援を私の脇腹越しからするさっくんにひーくんも苦笑いだ。
佐「んー、Aあったけぇ」
「さっくん熱いわ」
佐「俺、体温高いかんな〜(笑)」
そんなどうでもいい会話をしながら順番を待っていたら、残すとこあと三個になっていた。
自分の番だからと立ち上がれば、何故か背後霊よろしくそのままついてくるさっくん。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
