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「なんだ、ビリヤードか」
受付で人数を言って通された部屋は個室。
たまたま話していたら翔太がふっかと勝負するってことになって、そこに暇だったひーくんとさっくんも加わったらしい。
「休みなのに仲良しだねぇ」
阿部ちゃんは受験勉強中だし、舘さんは先輩とお出かけらしい。
深「なあ、やっぱり勝負なんだからさーなんか賭けようぜ！やる気でねぇわ」
なっがい棒を持ったふっかが何故かこちらを見て、ふふんと鼻を鳴らしてる。
椅子に座って見学を決め込むつもりだった私に「Aと一日デートできるってのは？」、と本人目の前にして言う。
佐「のった！」
岩「絶対負けねぇ」
渡「勝負するまでもなく俺」
深「よし決まり〜」
「……私が景品になった」
「「よろしくお願いしまーす」」
まあ、いいけど。とジャンケンする為に皆が手を出していればひーくんが「Aもおいで」と呼ばれた。
「私もやるの？ 景品なのに？」
佐「見てるだけじゃつまんねぇだろ。出さなきゃ負けよーーーー」
.
ジャンケンの結果、ひーくんからスタートのふっかでラストになった。
ひーくんがビリヤード台の前に立ってキューを構え手球を勢いよく打ってバーンと的球が弾け飛んだ。
おおー！と、拍手していればニッと嬉しそうに笑うひーくんが可愛いな。
渡「一個も入んねぇじゃん！」
「てことは？」
深「次A〜」
そっか。入らなかったら回して行くのか。
椅子から下りて、キューという長い棒が沢山刺さってる前に立っていればさっくんが「どうした？」と隣に立って聞いてくるから「どれにしたらいいの？」、と聞き返す。
やったことないんだもん。
何もかも分からない。
佐「はい、これ！」
「ありがとう」
キューを受け取ってにぎにぎしながらテーブルの周りをさ迷っていれば、「こっち」とひーくんに呼ばれる。
腰に回された手に引き寄せられて、「あれ狙ってみな」て。
私が初心者というか初めてだから、ベーシックゲームという十五個の的球を好きな球から落としてより多く落とせた人が勝ちという分かりやすいものにしてくれた。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
