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渡「……やっぱりこいつお仕置だな」
なんて怖い事を翔太が言ってるのを聴き流して、ベットに寝てるAに声を掛ける。
阿「A、お水飲める？」
「ん……？」
軽く肩を揺すったら重そうな瞼をゆっくりと持ち上げて、大きな黒目がユラユラ揺れてる。
「あれ？ ろこら？」
岩「ホテルの部屋。ふっかが用意してくれたから安心して」
「……ひー」
岩「ん？ なに？」
「からから」
呼ばれた照はベットに腰掛けAに耳を寄せた。
喉が乾いたらしいAに、俺が持ってきた水を照に渡す。
照はAの背中に手を入れて抱き起こすと、ペットボトルの蓋を隣に居た佐久間に開けてもらって飲み口をAの口へと持っていく。
こくこく、と一生懸命水を飲んでるAをこれでもかってくらい蕩けた笑顔で見守ってる照と佐久間。
安心したんだろうな。
俺もそう。
酔っ払っていて心配だったけど、それ以外は危ない目に合う前に見つけることができたみたいで本当に良かったって。
「ん、」
岩「もう要らない？」
照の手に自分の手を乗せて頭を上下させた。
ふふ、いつもはお姉さんなのに酔うと本当幼くなっちゃうよね。
寝はしないけどぽやぽやしてて、なんで俺たちが居るのって顔をしてるし。
渡「お前さなに飲んでんの？」
「しょ、た…」
ギシッとベットを軋ませて乗ってきた翔太がAの上に跨るようにして身体の左右に手をついて睨みをきかすも、本人は翔太が怒ってるなんて微塵も感じてないねこれは。
向「しょっぴー、なんもなかってんからええやんか」
渡「良くねぇ。あのままふっか達が間に合ってなかったらこいつ此処じゃない部屋に連れ込まれてたかもしんねぇじゃん」
目「可能性はあるよね。普段は警戒心強いのに普通に彼に抱かれてたし」
「かれ？ だかれる…？」
渡「すっとぼけんなよ。あれほど飲むなって言ったじゃん」
「んっ、こわい……」
傍にいる照の腕に縋り付いて顔を隠しちゃって、それ余計に翔太を煽ってるよ。
阿「翔太、今はやめよう。酔っ払いに何を言っても理解できないでしょ」
「…あべちん、ひろい」
あ、理解してたみたい(笑)
ちらっと顔を覗かせてぶすくれてる。
その顔があまりにも可愛いから、俺もベットに乗ってAの頬を突っついちゃった。
阿「ふふ、ごめんね。でも怒られるより良いでしょ？」
やっぱり怒られるのは嫌なのか、しっかりと頷いてたよ。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
