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きっとみんな気を使ってるんだろう。
ある日帰り際に舘さんに引き止められた。
宮「今夜の予定は？」
「帰って酒飲んで寝る」
宮「なにそのオジサンみたいな言い方」
「オジサンじゃないけど、作るのめんどくさい」
別に料理が嫌いなわけじゃないけどまだ色々落ち着かなくて、実家に帰って整理もしなきゃいけないし、仕事もあるしで何かと忙しいと理由をつけては食べてないなって。
ガシッと手を掴まれ、歩き出した舘さんの広い背中を見つめた。
宮「何食べたい？ 俺が作ってあげるからさ、一緒に食べよう。誰か一緒だったら美味しいよ」
「………すごいね」
どうしてわかるんだろう。
美味しいって感じなくなってることに。
その日の晩は私の好きなハンバーグを作ってもらったの、チーズインのやつね。
久しぶりに美味しいと感じた。
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阿「A、海行きたくない？」
事務所でくつろいでいたら阿部ちゃんが読んでいた本から顔を上げて、隣に居た私の顔を覗き込んだ。
海？ もう夏も終わるけど。
「久しぶりに風を浴びたいなぁなんて」
こてん、と可愛らしく首を傾げるあざと男子阿部。
ガサゴソとポケットを探って取り出したキーを見せて「走る？」と聞けば、ぱあっと笑顔を咲かせた。
阿「Aの後ろひっさしぶり〜！」
「ちゃんと掴まってないと落っこちるよ〜！」
私はよくバイクで走る時に阿部ちゃんを誘うことが多かった。
なんでかなって考えて、阿部ちゃんって結構内に溜め込むタイプだから発散させてあげたいなってのが最初だったっけ？
『あべちゃーん、風浴びに行くかー！』てな感じで。
腰に回った腕にギュッと力が籠る。
阿「気持ち〜ね！」
「うん、きもちーね」
風に乗って靄が晴れて行く気がしたよ。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
