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「しょうた？」
「お前さ、そんなぼやっとしてて大丈夫だとか思ったの？」
「え、と…」
ヤンキー座りで目の前に迫る翔太は、いつになく不機嫌で言い返そうと思っても何を言えばいいか思い浮かばない。
「酒くせぇ女とか俺いやなの」
伸びてきた手が荒々しく私の服を奪っていく。
力が入らなくて抵抗してるつもりでも、簡単に下着だけにさせられて、
「ほらそれも俺に脱がされてぇの？」
「ゃ……」
「だったら脱げよ」
震える手でブラを取って、後はショーツだけだけど脱ぐことが出来なくて俯いていれば、胸を隠していた方の腕を掴まれて立たされる。
そのまま浴室へ連れて行かれて、キュッと捻ってお湯がシャーっと出てきた。
「ぁぷっ…！」
いくらなんでもこれって酷くない？
皆に言わずに来ちゃったのは心配かけてしまって申し訳なく思うし、こうして結局助けに来てもらって迷惑かけちゃったけど、こんなふうにされたらいくら私でも悲しくなるよ。
「なに睨んでんの？」
「っ……なんで、そんなにおこりゅ…のっ
」
「……それじゃん。いつもはもっとしっかりしてるでしょお前。だからある程度自由にしてても安心だと思ってるけど、こんなこと続くなら閉じ込めるよ」
「しょっ……ゃっ」
翔太は自分が濡れる事も気にせず私の手首を掴んで壁に押し当てた。
一緒になってお湯に濡れ、濡れた前髪の隙間から鋭い視線で私を射抜く。
「やなんだよ……お前を取られんの…やなの！わかれよっ」
「んっ、まっ……っ」
翔太の唇に私の声は吸い込まれ、シャワーの音で唇から漏れる水音も掻き消される。
もともとお酒で火照っていた身体が翔太のキスで更に火照って暑い。
「なんもされてねぇ？」
唇が離れて、濡れた唇を指でなぞられる。
いつもの低くて甘い翔太の声になってた。
「ぅ、ん……」
「触られてないの？」
「…………」
「どこ？」
何も言わなかったからそれが逆に肯定したことになったらしくて、多分今更されていないと言ったところで聞いてくれないだろうから素直に「脚 」と言えば、チッと舌打ちされた。
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みぃ(プロフ) - TwitterのDMを送らせていただいためぐみと申します。最近SnowManを知って、一気に読み進めてきました。切なくて涙がとまりません(>_<)続きも楽しみに読ませていただきます。 (2022年12月25日 19時) (
レス) @page47 id: 6ed58a0011 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あきさん» コメント、リクエストありがとうございました！遅くなってしまってすみません。ほんとはもっと賑やかものがいいかなって思ったんですが終盤なので、作品と絡めたら暗い感じになってしまって(汗)ちょっとでも楽しんでもらえていたら嬉しいです！ (2021年9月4日 18時) (レス) id: bf817d2202 (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - ゆきんこ様、こんばんは☆ﾘｸｴｽﾄ、ありがとうございました♪ﾒﾝﾊﾞｰさんの反応はどんな感じなのかなって、完全な思いつきだったので、こんなｽﾃｷなお話にしていただき、感謝しかありませんv(￣ー￣)v ありがたや〜☆ (2021年9月3日 18時) (レス) id: 4aac9fb6a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2021年8月17日 13時
