いのちゃん1 ページ7
side cn
僕はある人の秘密を知ってしまっている
それは、いのちゃん
これはかなり前の話・・・
もともといのちゃんがΩってゆーのはわかってたんだけど
ある日いのちゃんから甘い香りがして、楽屋から出ていったんだけど
帰ってきたときには他の、αの香りがまとわりついてたことがあった。
楽屋を出ていった時とは明らかに違う雰囲気
少しけだるいような動作に、内面から熱を出しているような火照ったほお
周りのメンバーはたぶん気にしてないけど
普段からいのちゃんをよく見ている僕が異変に気付かないわけがなかった
あ、いのちゃんにはできたんだね
今までは恐らく仕事のスケジュールを調整したり
大学の活動をうまく口実に休んでヒートを乗り切っていたはず
少し甘い香りがしていた時もあったけど
フェロモンをまき散らすことは絶対になかった
そのためにはかなり強力な抑制剤が必要になるし
その分体調も悪くなってたはず
いのちゃんいままで本当にありがとね
でも、ひとつ確かめたいことがある
どうして 彼、なの??
その香り、○○さんだよね。
共演NG出すくらい、苦手なんじゃないっけ、、、
ねえ、
いのちゃんの隠し事はあといくつあるの?
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「いのちゃーん ごはん行こ!!」
伊「どうしたのー 珍しくない?
なに、やぶに振られた?(笑) 」
「なにそれー それじゃやぶの代わりみたいじゃん 」
伊「どーせそうでしょうが! この人たらし!」
いのちゃんに話があるのになあ
まあ、そりゃわかんないか
普通バレてるなんて思わないよね。
「もしかしていつも宏太に嫉妬してんの?(笑)
いのちゃんも僕に負けないくらい かーわいいねえ
いのちゃんのこと面白いから好きだよって前からいってんのになあ! 」
伊「もーそれ! めっちゃうざい!! いーもん二番手でも三番手でもー
そんなこと言うなら知 念のおごりだかんね?」
「だめでーす みんな僕の財布ですから 」
それではぐらかしてるつもり?いのちゃん
何年一緒にいると思ってんの
とゆうか、僕を何者だと思ってんの?
今日 いろいろ聞かなきゃ
でもね、いじりたいとかじゃないんだよ?
ちゃんといのちゃんのために何かできないかな、って知りたいだけだからね
あと2時間後
速攻で追い出されることになるのはここだけの話
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作者名:princes77599687 | 作成日時:2020年9月28日 19時