【募集終了】魔法使いは祈りの空に満ちる (ページ3)

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【必読】舞台ページ3

舞台となるのは、太古より存在していたと言われる｢サンクトゥス大陸｣。この大陸では、古くから4つの国が栄え、争いを繰り返していました。しかし、その戦いも今からおよそ600年ほど前に終結し、現在のサンクトゥスは平和を享受しています。

この大陸では、人間と魔法使い、2つの人々が共存しています。しかし、｢相互不干渉｣をモットーとしており、同じ大陸でありながら、人間の住む世界と魔法使いの住む世界は異なっています。なお、相互不干渉の状態であるため、人間と魔法使いの間の溝は未だに深く、お互いに偏見を抱いている者も少なくないのだとか……

サンクトゥスに建国された4つの国は、現在もそれぞれの国の特徴を色濃く残しながら存在しています。生徒・教師の皆さんの故郷も4つの国のいずれかに存在しています。

・清明(せいめい)の国
大陸東部に位置する国。四季と呼ばれる4つの季節が存在し、他国に比べて1年を通して湿度が高く、雨の多い国です。科学技術の発展は他国随一とも呼ばれており、近年は科学技術の発達に伴い、国内の大気や生態系に変化が起こりつつあるため、他国から環境問題が懸念されています。

・白露(はくろ)の国
大陸西部に位置する国。商業が盛んな軍国主義であり、周囲の国からは不穏分子として警戒されている様子。国民も体術の得意な者や職人が多いです。

・薫風(くんぷう)の国
大陸南部に位置する国。一年を通して温暖な気候であり、海に面した国です。リゾート地も多く、長期休暇時は他国からの観光客で賑わいます。農業も盛んで、国土全体が穏やかな空気で満ちています。

・六花(ろっか)の国
大陸北部に位置する国。1年を通して寒冷な気候であり、国内は1年の殆どが雪で覆われています。そのため、農作物のほとんどは栽培できませんが、大陸内一の石油の原産国でもあり、国内の生活はそれほど苦しくはない様子。

現在、サンクトゥスの4か国は均衡状態を保ってはいますが、どうも不穏な影が忍び寄っているそうです。所によっては近いうちにまた戦争が起きるかもしれない、とまことしやかに囁かれているようです……