ep.9 ページ10
.
『ルシ…ウスっ！』
ﾙｼ「夢は良かったかな、私との記憶だ。嫌なはずないだろうが」
一歩、また一歩と近づいてくる。
彼の瞳が私を捕えて離さない。
彼への恐怖で俯くと、杖で強制的に顔をあげられる。
ﾙｼ「私がもう愛していないとでも？
ナルシッサを抱こうがAの姿しか思い出せん」
『私を好きに出来ると思っているの？』
私に出来る精一杯の抵抗だ。
彼の顔は獲物を捕えたハンターのようだった。
杖を一振し私をベッドへと張り付けると、彼はローブを脱ぎ何かを取り出すと私を見下ろした。
ﾙｼ「これが何かわかるか」
小瓶に入った液体を私の目の前に差し出す。
___これは………！！
中身がわかり、目を見開いた。
ﾙｼ「そうだ、1滴で相手を快楽へと落とさせる。
すべて飲んだらどうなるか……」
そう言うと彼は中身を口に含み、キスをしてきた。
舌で口をこじ開けられ液体が喉を通ったのがわかった。
唇に付いた液体を舐める彼が
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らい(プロフ) - ナタデココさん» 楽しんでもらえたようで何よりです (8月22日 15時) (
レス) id: 097a817d7e (このIDを非表示/違反報告)
ナタデココ(プロフ) - 徹夜で見て正解でしたね…クッソ面白かったです。これで今夜は良い妄想ができそうです (8月22日 2時) (レス) @page16 id: bb115dbd7a (このIDを非表示/違反報告)
らい(プロフ) - 苔さん» コメントありがとうございます！そう言ってもらえると私の考えが伝わったのかなと思います… (2022年4月3日 11時) (レス) id: 097a817d7e (このIDを非表示/違反報告)
苔(プロフ) - 素晴らしかったです…！！どっちだったとしても苦しいところはあるけど、でもルシウスを好きになってしまったら仕方ないのかなと思いました (2022年4月3日 1時) (レス) @page16 id: ff637a376a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らい | 作成日時：2021年11月23日 21時
