プライドの蛇と愛の獅子【HP】 (ページ25)

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ep.25 # ページ25

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どれぐらいそうしていたのだろうか。
時々意識が飛びそうになりながらも彼の舌についていった。

「ルシウスさん、そろそろ時間が……」

その声で彼が離れていく。

ﾙｼ「どうだったかな？」

唇をペロリと舐めながらそう聞く彼はとても大人にみえた。

セクシーという言葉が似合うんだろうな。
そんなことを思っていた。

『あ……、なんか気持ち、よかった……です』

ﾙｼ「ん？もう1回かい？」

『……！そ、そうじゃなくてっ___』

ﾙｼ「わかってる」

そういって笑った彼はさっきとはまったく違う無邪気な少年のような顔をしていた。

彼は立ちあがってローブを持ち、私の腰を引き寄せた。

ﾙｼ「あ、もう周りに話してもいいね？
私としては君に悪い虫がつかないようにしたいのだけれど」

『はい…、あっ！うん、大丈夫。
ルシウスの隣にいれるなら1人になるのも平気』

彼は少しだけ驚いていたが、嬉しそうに微笑んでくれた。

ﾙｼ「いこうか、寮まで送るよ」

彼に手を引かれながらその場を後にする。

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