今日:16 hit、昨日:5 hit、合計:16,929 hit
小｜中｜大
ep.11 ページ11
.
ルシウスと顔をあわせてから何ヵ月もたった。
自室で授業の準備をしているとドアがノックされた。
「A教授、いますか？」
知らない声だ。
___どうぞ。
そう声をかけると彼と同じプラチナブロンドの男の子が入ってきた。
ﾄﾞﾗ「あの…、これを…」
彼の手には箱と手紙。
なんだろうと思いながら受けとる。
ﾄﾞﾗ「父上から…預かりました」
父上…、ルシウスか。
1度受け取ったものを返すのも気が引ける。
それも間接的になど……。
『わかった、"返事は期待するな"と伝えてもらえるかな』
ﾄﾞﾗ「……わかりました」
ドラコは部屋から出ていくつもりがないらしい。
動こうとしないのだ。
ﾄﾞﾗ「父上とどのような関係なのですか」
彼とは似てもいない真っ直ぐな瞳で私を見つめる。
『ききたい？長い話よ…』
ドラコをソファへと促し私も隣にすわる。
さて、どこから話そうか…。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 24人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
苔(プロフ) - めちゃめちゃ最高でした (2022年4月3日 1時) (
レス) @page35 id: ff637a376a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：らい | 作成日時：2021年11月21日 12時
