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＿＿翔太
「なにか話さなきゃないこと、あるっけ…？」
涼太はそう言いながらマグを手渡してきた。
なんで分かんの、？ なんて
間の抜けたことしか聞けない俺に
翔太の顔見れば分かるよ
自分の分のコーヒーを啜りながら
そんなことを言うもんだから困る。
まあでも、
nb「なら話はえーや。」
フローリングの上に置かれている段ボール箱と
不思議そうにこちらを伺う涼太
交互に見てから、コーヒーを一口含んだ。
nb「涼太さ、
どうするつもりなの…目黒のこと。」
「…っ、」
涼太の瞳が動揺に染まるのが分かる。
時間にすれば10秒くらい
だけど、
涼太の返答を聞くまでのこの間が
永遠に終わんないんじゃないかって錯覚したほど。
それくらいには長く感じた。
「…翔太、知ってるの？」
俺を捉えた、キッとした目。
久しく向けられることの無かった
攻撃的な、警戒したような視線。
nb「ん、まあ。」
nb「この質問は俺がしたくてしてるだけ。
…あいつ、目黒からはなんも頼まれてないよ。」
「…。」
nb「なんで、ハッキリ突き放さなかったの？」
「、それは…」
nb「…涼太が何考えてんのか…教えてくんね？」
全部じゃなくていい。
涼太が考えてる少しでもいいから分けて欲しい。
少しだけ沈黙が流れて、
それから涼太が深呼吸するのが聞こえた。
「何考えてるって…
翔太だって分かるでしょ。
もしかしたら、
もう少ししたら目黒は…。」
そこまで言って、
口を紡いでしまった。
マグを持つ手が力無くテーブルに落とされた。
nb「…加入のこと？」
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YOKO1220(プロフ) - 更新待ってました！！続きがとても気になります。 (2022年8月24日 20時) (
レス) @page12 id: 3f34e75752 (このIDを非表示/違反報告)
YOKO1220(プロフ) - 大好きなお話です。更新まってます！！ (2022年3月21日 1時) (レス) @page8 id: 3f34e75752 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 更新待ってました！嬉しいです！！！ (2021年12月20日 17時) (レス) @page6 id: b294cacc31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無 | 作成日時：2021年10月13日 0時
