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＿＿＿翔太
nb「涼太、」
「わかってるって、皆から離れないよ。」
nb「ん。」
収録の当日、
迎えのバンのなかにいる時から
俺たちは既に臨戦態勢だった。
iw「トイレもだよ？」
sk「着替えもだからねっ」
次々に飛んでくるメンバーからの言葉に、
苦笑いを浮かべながらも答えていく涼太。
乗り込んでくる時はいくらか緊張しているようだったけど、
俺たちがこんな感じだから
「なんか、皆いつもより頼もしいね」って。そうやって話しているうちにリラックスできたようだった。
nb「目黒は？」
隣に腰かけた涼太に静かに問いかける。
「今日は午前中事務所でレッスンだって、
出てくるとき気をつけてねって凄い言われた。」
だから、目黒もだよって言っておいたよ
と、先ほど行われていたであろう会話を思い出すかのように視線を天井に向ける。
その横顔が、なんつーか
nb「…わっかんねぇなぁ(笑)」
涼太の中にある目黒の存在が大きくなっているのは確かだと思う。
今後それがどう育っていくのか…
呟いた言葉に、不思議そうに問いただしてくる涼太を適当になだめて。
目的地が近づいてくると、
俺たちはまた静かに
何も起きなければ
欲をいえばこれで終われば…
なんて思いながら移動車に揺られた。
ﾋﾟｺﾝｯ
スマホが知らせたのは
目黒からのメッセージ。
《舘さんにも言いましたけど、
何かあったらすぐ言ってください。》
《飛んでいきます。》
nb《うん》
nb《分かってる。》
分かってるよ…。
目黒、おまえがじっとしてるヤツじゃないってこと。
nb《呼び出されたら来るつもりだろ》
nb《はじめっから》
ﾋﾟｺﾝｯ
《はい》
うん。
心のなかで小さく頷き、
返信はせず画面を閉じた。
そしてまた祈った、
何もありませんように…。
どうか二人が、
二人の運命が、
同じところにたどり着きますように。
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ニナ(プロフ) - 更新めちゃくちゃ嬉しいです！ありがとうございます！どうかどうか、二人の思いが重なってほしい…涙 (2021年10月5日 23時) (
レス) @page49 id: b294cacc31 (このIDを非表示/違反報告)
無(プロフ) - ニナさん» コメントありがとうございます◎更新に波があって申し訳ありません…ぜひぜひ今後とも楽しんでいただけたら嬉しいです。 (2021年10月5日 23時) (レス) id: 7e11e0c637 (このIDを非表示/違反報告)
無(プロフ) - 魏紫姫 桜描さん» コメントありがとうございます◎！めめだていいですよね〜…作品も供給も是非もっと増えて欲しいですよね、、 (2021年10月5日 23時) (レス) id: 7e11e0c637 (このIDを非表示/違反報告)
ニナ(プロフ) - 初めまして。ものすごく続きを楽しみにしている者です。次の更新、マイペースでもちろん構いませんので、楽しみにしてますね。応援してます！ (2021年9月30日 22時) (レス) id: b294cacc31 (このIDを非表示/違反報告)
魏紫姫 桜描 - 初コメです！俺も，めめだて好きなのでめっちゃ嬉しいです！俺も，めめだての小説書いてるので、読んでみてください！応援してます！ (2021年8月1日 12時) (レス) id: 067498defb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無 | 作成日時：2021年4月19日 21時
