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利吉side
女「ねぇ、この後どうする？」
利吉「あぁ、……どうしたい？」
女「やだぁ、女に言わせるの？」
きゃっ！と頬を染める女。
さっき町をぷらぷらしていたら声を掛けられて、
お茶をして、名前は……えーっと
「見つけたわよ、りき……利平さん？」
女と一緒に声がした方を振り向くと、そこには
利吉「北石」
一応と言ったら怒るかもしれないけれど、
フリーのくの一、たしか派遣忍者をしている
北石照代が怖い顔で仁王立ちしている。
え、私何かしたっけ。
女「なぁに？利平、知ってる人？」
利吉「え、うん。まぁ」
女は私の腕に巻き付きながらも、
北石にきつい視線を向けている。
北石「ちょっと話があるの」
女「はぁ？何よその言い方！
今利平は私とデート楽してるんだからっ」
北石「それは失礼しましたね。
利平さん、Aさんのことよ」
Aさんのこと？
北石が私に、しかもAさんのこと？
女「ふんっ。放っておいて行きましょ」
女に引っ張られた腕に力を込めて、引き戻した。
女「り、利平？」
利吉「ごめん、また会ったら声掛けて。
おい北石、こっちだ」
北石「わかったわ」
女「え？」
腕から女の手を外して、
北石と一緒に細い路地へと入った。
その速さといったら、
忍以外の一般人からすると一瞬の出来事だろう。
利吉「……で？」
北石は相変わらず怖い顔のまま息を吐き、
北石「単刀直入に言うわ……
Aさんの近くをうろつかないでちょうだい」
利吉「はぁ？」
意味がわからない。
どうして北石にそんなことを言われなきゃならない？
北石「はぁ？じゃないわ。
いつも女を取っ替え引っ替え。
そんな人に、近付いてほしくないのよ」
利吉「待て、お前はAさんの何なんだよ」
すると北石は突然怖い顔をころっと変えて、
目を輝かせた。
北石「Aさんは私の憧れなの！年齢は一緒だけど、
なんていうのかしら、全てがもう……！」
利吉「わ、わかったわかった。
それでなんで北石が私にキレてくるんだよ」
すると北石はまた怖い顔で私を睨みつけた。
北石「だから、異性関係最悪な利吉さんに、
近寄って欲しくないのよ」
……異性関係最悪って、ひどい。
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はな(プロフ) - でん太郎さん» お返事遅くなりました！利吉さんどんどん変になっていきますどうしよう笑"大好きだなんて！ありがとうございます！とっても嬉しいです！のろのろ更新ですが頑張りますね。コメントありがとうございます❤️ (2022年7月31日 9時) (
レス) @page42 id: f70efdef00 (このIDを非表示/違反報告)
でん太郎(プロフ) - 利吉さんがギャグ枠になってるのがツボすぎて、大好きです…😭ここで他の作品のことをお伝えするのもアレかとは思いますが、全作品、構成も夢主も、文章もとても大好きです、これからもずっと応援しています🙇♀️ (2022年7月13日 22時) (レス) @page9 id: 1487e65024 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 青野ゆあんさん» ありがとうございます！ちょっと変わった利吉さんに挑戦です〜更新頑張りますので、引き続き読んで貰えたら嬉しいです。コメントありがとうございます！ (2021年12月25日 22時) (レス) @page12 id: f70efdef00 (このIDを非表示/違反報告)
青野ゆあん(プロフ) - 好き,,,めっちゃ好き,,, (2021年12月19日 23時) (レス) @page4 id: a96dc153b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はな
| 作成日時：2021年12月19日 1時
